こんにちは、cyoko☆raraです。
今回は私の娘が在籍している特別支援学級の自閉症・情緒障害学級について書いていきたいと思います。
- 特別支援学級ってどんな?
- 自閉症・情緒障害学級ってどんな所?
- 通常級との交流はあるの?
- クラブ活動って特別支援学級でも所属できるの?
娘の学校での特別支援学級の取り組みを以下にまとめてみました。
少しでも参考になれば幸いです。
特別支援級とは?
特別支援学級とは、小・中学校に設置されている障害のある児童生徒を対象にした少人数(最大8名まで)の学級のことです。
通常学級での学習指導が難しい児童生徒を対象に、一人一人に合わせた適切な学習を行っています。
障害の種別ごとに学級が用意されており、知的障害、肢体不自由、病弱・身体虚弱、弱視、難聴、言語障害、自閉症・情緒障害の7学級あります。
娘が通っている学校では言語障害と自閉症・情緒障害の2学級のみになっています。
自閉症・情緒障害学級ってどんな所?
自閉症・情緒障害学級では一人一人の能力に応じた授業内容で進行、自立に向けての自立活動を行っています。
対象生徒は以下の通りです。
一. 自閉症又はそれに類するもので、他人との意思疎通及び対人関係の形成が困難である程度のもの
二 .主として心理的な要因による選択性かん黙等があるもので、社会生活への適応が困難である程度のもの
引用元:文部科学省/(7)自閉症・情緒障害
コミュニケーション能力や協調性にかけていたり、感情のコントロールができない、集団での行動を嫌がるなどがあげられます。
- 個々の能力に応じて授業を進行。
- 少人数なので集団が苦手な生徒も落ち着いて授業に参加できる。
通常級と同じ授業内容ではありますが、一人一人能力に違いがあるため時には基礎から学び直すこともあります。
娘は分数が苦手で数学の時間は小学校で習ったの分数のドリルなどをして基礎から学び直しています。
少しずつですが、中学生レベルの問題も解けるようになってきました。
- まちがいさがしやめいろ(集中して課題に取り組む学習)
- ペアを組んで課題に取り組む(コミュニケーション能力、相手と協力して協調性を高める学習)
- キャリヤノート(思ったことや考えたこと、頑張ったことなどを自分で書いて成長を振り返ることができる)
などの取り組みをし自立に向けての支援、サポートを行っています。
通常級との交流は?
特別支援学級に在籍しているからといって全く通常級のクラスと接点がないわけではありません。
授業や給食の時間、行事のイベントなど参加できる生徒は通常級の生徒と一緒に参加します。
娘の場合は好きな美術と体育の時間のみ通常級の授業に参加。
行事などのイベント(遠足や体育祭など)は好きなため自分から積極的に参加しています。
なので、疎外感はあまり感じられず通常級の生徒とも友達を作ることができます。
娘も「数人友達ができた!」と喜んでいました。
クラブ活動は所属できるの?
結論から述べると所属できます!
特別支援学級に在籍しているからといって所属できないということはないです。
本人の意思で所属するかしないか決めることができます。なので娘のクラスにも所属している生徒が数人います。
娘の場合は卓球のクラブ活動に所属したかったそうなのですが、ちゃんと毎日参加できるか嫌なことがあっても気持ちをコントロールして取り組めるのかを話し合い、最終的に見送るかたちにしました。
今回は見送りましたが、今後気持ちのコントロールができそうであれば所属させてあげたいですね。
まとめ
以上が娘の在籍している特別支援学級の自閉症・情緒障害学級でした。
通常級と違い少人数での学習なので集団の中で授業を受けるのが難しかったり、コミュニケーションを取るのが苦手な生徒でも安心して授業に参加することができます。
一人一人に応じてサポートをしてもらえるのはありがたいですよね。
また、通常級の交流も比較的多いので特別支援学級の生徒だけ孤立するといったこともなく在籍させていて今のところデメリットを感じたことはありません。
本人が楽しみながら学校生活を送れているので私としてはとても満足しています。
ここまで読んで下さりありがとうございました!